2023年9月 - 4

赤い髪は大好きなんだけど茶色くなると一瞬でダサくなるので「赤」を保つのはやや面倒だ。 

定期的にカラーバターをトリートメントで薄めて塗布して 維持するが、塗り終わって待っていると頭から赤い水が落ちてきて「紅に染まったこの俺」になってしまう。

 

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この人は故老人そのものと彼が作った会社とコミュニティを丸ごと全部愛していて、その感情が強く表れている記事だった。 今のこの社会の流れでこれを個人として出したのはすごく勇気がある。

この人の表現した恐らく素直な感情を「間違っている」「おかしい」という言葉で考えを矯正させようとすることが一番正しくないし、みんな立ち位置が違っていて見えている物も違うから、故老人ごと全部愛しているという視点で発信があるのは貴重なことだ。

 

この人は「今現在所属しているタレントが割を喰うの悲しい」とずっと言っているけど、故老人の性加害があった事実が認められた、つまりそれは確実にあったと認識していつつも「絶対にあってはならない犯罪行為で、到底受け入れられない」とは書いてないので、そこを許容しているように見られてしまっていると思う。 被害にあった方やそれについては意図的に書いていないんだと察するが、それが書いてあるだけで受け止められ方は全然違ったんじゃないだろうか。

 

今現在所属しているタレントが割を喰っているのも故老人の児童に対する性加害虐待行為とそれを止められなかった関係各所に責任があって……それを差っ引いて「所属タレントには責任がないのに活動に制限を受けて可哀想」「一人のタレント生命を絶たせて悲しい」と言うのは……こんな言葉を使って本当に申し訳ないけど本当に「信仰」だなぁ。 

「他の事務所だって同じようなものだろうに、なんでここだけそんなことを言われるのか?」という感情があるのかもしれない。 それは本当にそうなんだけどだからといって今表面化していることから目を背けていいのか?とも思う。

今いろいろな会社が契約更新しない宣言をしているのは「絶対にあってはならない犯罪行為で、到底受け入れられない」という会社としての表明で、改善が見受けられれば契約再開もあり得るとする声もある中で故老人の名前を捨てられず身内経営も辞められず外部の人間も入れないし取材にも回答しない、という現在のスタンスでは「何も変わりません」と言っているのも同様なので、それはね……それは「何も変わりません」でシレっと存在し続けるつもりなら受けないといけない傷だと……私はそう思うよ。

 

そして自分の所属する会社のその有様を見た所属タレントがその場に「故老人への愛」という「ファンとして持っていて欲しいもの」を押し付けて留まり続けることを望むことは……私にはできないことだ。

所属タレントがここを離れたらこの人はファンを辞めるんだろうか? 「この会社に所属しているグループAのタレントB」というラベルを大切にしているような、そんな印象がある。