2023年7月 - 6

マネーフォワード見て今年の支出……ヤバすぎ!?と震えた。理由はほぼ旅行のためと分かってはいても緊張感がある。 これに慣れて頭のネジが振り切れてしまったらどうしよう。

オタクの金遣いについてオタクが書いた記事を読んでいると「給料手取りより支出が多い」だの「積立定期預金はすぐ下ろせるから無意味」とかムチャクチャでウケてしまった。 そんなことしたらダメなんだぞ。

 

足の痛みが引いていたので踏み台昇降を再開。 前回左だけ痛んだ理由を考えた結果、軸足の癖かずっと左足で上って右足で下りていたから?だろうということで、逆にして20分やった。 が、すぐに息が上がってだいぶ疲れた。 翌日痛くなってないといいけど。

暑くなってきたこともあり、重い腰を上げてサボっていた家庭用脱毛器の使用を再開。 顔と背中と二の腕の産毛がどうにかなるといいが、それはそれとして自分で決めたとはいえ毎日やることが多い。

この一週間は朝の化粧をまじめにやってちゃんと顔を作った結果、ずっと気に入って使っていたアイシャドウパレットの色味が顔に合わなくなっていることを認識して納得し、受け入れることができたのだった。 すごーく気に入っていたけど減価償却は終わっているしな。

化粧品も服も試行錯誤だね……また気に入って自分に合うものを探していこう。 金がかかって泣けるが楽しめればまぁよし。

 

表現がうま~~い。 導入で彼氏の言葉がきついことが分かる描写や「太って見える」と評された服を着た後、ちゃんと少し太って見えるように描いているのがいい。

 

この彼氏は自分の趣味じゃないブランドのテーマと店員さんを貶めたところがヘイトのピークで、基本的にはいい奴だな~と思って読んでいた。 途中主人公の親友が「人の格好に口出す奴とか最悪」とキレており、登場人物の言い分が全部理解できて面白かった。

「嫌われるかもしれないから意見したくないけど本当の気持ちに気づいてほしい、でも基本的には相手にいろいろ決めてもらいたい」という台詞で主人公の特性をすべて表しているのも話が早くてよい。 なんて自分本位な物言いだ。でも人間みんなどこかにそういう部分があるものだろう。

私はこの彼氏タイプの物言いをしてしまう人間なので波長が合うという意味で「言い分がすげーよく分かる(=私にとっていい奴)」という思考になってしまう。 「こだわりあって履いてる?」と前置きしてから言って新しいの買ってくれたり毛玉取り機をプレゼントしてくれるのは相手の特性を尊重した行為であろうと思いたい。 そのニットやめなよと小馬鹿にしてきたら真っ当に邪悪だが。

彼氏は初デートに来た彼女の格好まあまあダサくて「ダサ!!!」と衝撃を受けた、がそれは飲み込んで「レギンスやめな〜」をオブラートに包んで伝えたんだろう。 ここの絶妙なダサさの表現から次の試着シーンで髪型変わってないのに衣装で洗練されているように見せる表現がよい。 

 

この話も「他者からの似合う評より自分の好きとトキメキを大切にしよう」ということだが、彼女も彼氏の提案力を有益に使っているし、彼氏も好きな格好させたりデートプラン組んでリードするの好きだし、結局お互い利用し合っているし最終的にはちゃんと好きなものを尊重することと口の悪さを直すことを伝えられてよかったですね。 彼女側からも今後ちゃんと主張してほしいが……。読み切り特有の読後感の良さがあった。

言葉は口から出た後は聞く人の受け取り方によって発言の意図が捻じれるのは往々にしてよくあり、「伝えた」で完結せず「伝えられた」と実感できる表現ができるといい。 高田社長もそう言ってたし。 それすらも我欲と言われればそれまでですが。 

 

私は「これ変かな?」と聞かれたら「誰かに変て言われたの? 好きならそれ着たらいいじゃん」と答えてしまう可能性があり、それは「誰かに変て言われたの?(それは言った奴が最悪だね)」という意味を持つがそんなことは自分以外誰も知らないし、受け取った側は「急に怒ったなこの人……怖」という印象しか受けない。 私は最低モラハラ野郎の十字架を背負って生きていかないと簡単に人を傷つける。

すべて飲み込んで「変じゃないよ~いいと思う~かわいい~~」と答えるのが最適な場合のほうが多い。 それも分かってはいる。 分かっているし最近は相手によりそのような発言で流すこともあるが、それは私の伝えたいことではない。  

ゴスやロリィタを着ていたころは全然知らん人から写真撮られたりわざとぶつかられたり聞こえるような声でなんか言われたりしたが鋼のメンタルで無敵だったし、なまじそうして「誰に何を言われても好きな服を着る」実績を解除してしまった経験から「みんなもそうすればいいのに、なんでしないの?」という押しつけがましい思考が出てしまう。 悲しきモンスター、人間に戻れるように頑張ります。