2023年7月 - 最近のメイクあれこれ

最近まったく好きでもない自分の顔と向き合い、どうすればよりマシなのか?と「マイナスを0点に着地させる」べく毎日化粧をしていた。 雑誌を読み人気Youtuber殿の動画を見て、化粧を覚えた時以来更新していなかった自分の知識を増やしてはいるものの「アレをこうしたらものすごく良くなった!感動!」と言えるような劇的な変化はいまだにない。

結局どうあっても自分の顔は自分の顔であり、ある日寝て起きたら急に最高に素晴らしくなったりはしないし涙を流しても呪われた化物が人間の姿に戻るとか、そういう奇跡は起こらないのである。

なぜ今さらそんなことをして足掻いているかと言えば、今まで「若さ」でどうにかなってきた多少の荒がいよいよどうにもなくなって己がマイナスに振れていることをようやく自覚したからに他ならない。 当然「ここは若さがカバーしていますよ」とは誰も教えてくれないので何も知らぬまま若さバフを失い「顔……どうにもならんな」というマイナスになって始めて自覚するのだな……老いというものは。

もともと好きでもない顔がマイナスに振れ更に嫌で嫌で仕方がないながら、今までのように漠然と顔を見るのではなく「ここをこうした場合どうなるか」と考えながら見たり化粧をすることはやはり進歩であり、主にインターネットの叡智を集めて(私には技術がないので使えるのはその中のごく一部だが)出来ないなりに毎朝通常の倍ほど時間をかけて顔を作っていたところ、最近ようやく「こうしたらいいのかも」が分かってきた。

 

まず暗い色のアイシャドウが似合わないということ。 もう似合わないというのはもう似合わないということであり、○○にだから似合わない、とかそういうことは分からない。

手持ちの色が合っていない可能性もあるが、とにかく「締め色」と相性がよくなさそうだったので、濃色でないアイシャドウを1~2色塗って終わりにするほうが「なんかいい感じ」の目元になる。 

 

アイズトゥキルステラー、という製品のもう掲載のない色を使っている。 2番。 廃盤かもしれない。 俺を置いていくな。

朱肉みたいな固めのジェル状のアイシャドウなので指で塗れ系のアイテムだが、直接指を突っ込むのは普通に嫌なのでブラシに付けて塗っている。 濃く発色せず、サラっとしていてラメもシアーでいい。 重ねれば充分色も出る。 ラメが入っていると塗りムラが目立たないので薄く塗ってもきれいでいい。

あとこのアイ ティント。 サラっとしているリキッドアイシャドウで伸びと発色がよい。 使っているのは12番と44番と18Mで、販売しているが画像が乗ってなかったり実際の色味が分からない画像しか載っていない(なんで?)。

12番はだいぶ白いラメ入りのベージュなのでみんな大好き涙袋にごく少量だけ置いて伸ばすと流行のメイクっぽくなる。 ハイライトとしても使えそうかな? 18Mはマットタイプのベージュで肌なじみがいいが、私にはちょっと黄色みが強いのでアイズトゥキルステラーを重ねたり工夫して使う。 44番はラメラメのピンクベージュで単純に使いやすくてかわいい色。

アルマーニに特に思い入れはなくなんとなく買ったが、価格と製品の出来のバランスが良いので今年の3月に買って以来気に入って使っている。 別に安くもないけど単純に色がきれいで夕方には消えてるとかもないし、何より使いやすいのがいい。

実店舗でBAさんに相談しながら買ったのでお店ならまだオンライン掲載除外の製品も多分在庫があるんだろう。  それかECのやる気が全然ないか……。

 

で、目もとは結局、今までちゃんとまつ毛が上がっていないということが分かった。 ビューラーを変えて使い方を勉強して「これがまつ毛が上がった状態」というものを理解し、説明通りに実践すると今までより明確に目が開いてる印象があった。

ひとえ・奥ぶたえ用カーラー。  厚いまぶたの肉を押し上げてまつ毛の根元を出し、狙ったように上げることが出来る、とされている。 確かに指南通りグッと押し込んでガッと上げればバッと上がるが、まぶたの肉が厚いことは変わらないので肉の重みに負けて下がることは当然ある。 それはもう自分の目の構造上仕方がない。

上げた後でカールがキープするとされているものを使って根本を固めることで数時間満足のいくまつ毛を手に入れることはできる。 それ以上の維持はホットビューラーなりを持ち歩いて直すしかないだろう。


口角上がらないことに起因してとにかく口元がコンプレックスで歯列矯正を検討したくらいなので今までは自分の唇なんて見ても何も面白くなかったが、矯正を始めてマスクを外すようになればそうも言っていられない。 単純に肌を作って目を作って唇だけ何もしないでいると「この人は唇だけ何もしてないんですね」という顔になり、なんかすごいバランスが悪い。

今まで適当に塗っていた色が暗めだったことと、そもそも唇の色がくすんでいたことでどえらい暗くなっていたことが分かったので慌てて明るい色を買った。 結果、今まで使っていた色よりははるかに健康的に見える。

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私はブルべイエベという概念が全く分からないので勘で買ったが、どっちもそんなやべーなという浮いた雰囲気にはならない。

夜雲の涙、という名前のほうは往年のビジュアル系めいた色味でやべーなと思ったが、唇に付けたら思いっきり色づかないタイプの少し青みのあるピンクで全然普通でよかった。マットタイプの上に重ねても面白いんじゃないかなー。

 

チークとかシェーディングとかは使っているけどまだよく効果を自覚していないので勉強の旅が続いている。 顔の立体感が重要ということも今までの学習により理解できてきたので、なんとか体得したいところ。 書くの疲れたのでこの話は終わりです。