2023年7月 - 3

もうずっと旅行に行くことだけを考えている。 見たいお店や展覧会、食べたいものを調べるのはこんなに気持ちが盛り上がることだっただろうか。 着ていく服や持っていく鞄、付けるアクセサリーなどで頭がいっぱいになってしまってFarfetchをずっと見ている。

買えるとか買えないとかではなく色んな物を見て気になるもの、好きなものをひたすら保存して”好き”の方向性を研いでいく。 急な出会いに舞い上がってその場の勢いで買わないために経験値を積んでおくぞ。

 

踏み台昇降の成果として両ふくらはぎが痛い。 行ったことに対して体が何かを返してくるとなんだか嬉しい、嬉しいが痛みが出た日は活動を止めておいたほうがいいんだろうか。 週に何回、を習慣づけるのって難しそうだ。

ダイエットや脂肪の燃焼、というよりまず今ある筋肉の維持と持久力を付けたいが、筋肉が付けば基礎代謝が上がって体温の上昇や消費カロリーが増えるはずなので求めるところは同じなんだろう。 今なによりも体脂肪率が測定できる体重計を買うべきだな。

プロテインも買った。 

黒ごまきな粉味。 パッケージ裏の記載通りの分量の水で作ったらめちゃくちゃ薄くてハァ?って味だったので大人しく豆乳や牛乳で飲んだほうがよい。 水は「水で薄めました!」という味になり、それがよい人はそれでよい。 牛乳100水100でも並みのプロテインよりは飲みやすくてうまい。 というかプロテインというものが基本的にうまさ度外視で作られているような気がするが。

 

体型は160cm44kgで15年以上ずっと±2kgぐらいで過ごしている。 が、明らかに筋肉量は年々減っているのだろうという自覚があり、人生のここへ来て今かつてない危機感を覚えている。 数年旅行をしなかったということ現実にあまりにも長い月日の流れと己の劣化を感じさせる。

母の家系がヒョロガリで、法事の際に母から払い下げられたtheoryのセットアップのボトムサイズは3号であった。 3号。 私は5号だとかユニクロのデニムならオンライン限定の最小サイズを選ぶような人間だが、3号なんてサイズはその時に初めて見た。 結果として入ると言えば入ったし着れたが、畳に座った瞬間センタープレスはきれいさっぱり消えた。さもありなん。 

ただ母は書道弓道を嗜む文武両道タイプで私よりヒョロかろうが体力も持久力も集中力も持つチートみたいな女なので、それに追いつかなくてはならない。 長崎旅行ではレンタカーを借りていたとしても……。 老女に体力で負けるわけにはいかないのだ。 楽しい思い出作りのために頑張るぞ。