2023年11月 - 7

HINABITA BIG BAND JAZZ CONCERT 2023 に行った。 昼公演。

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セットリストからするとここなつのオタクとしては夜公演が見たかった、が電車の予定が厳しく撤退。 会場には両公演見る方も結構いらしたようで、まだまだ熱量の高いファンが存在するコンテンツだなと感じられて嬉しいですね。

ここにいる人間が全員ひなビタ♪知ってるしちくパとか分かるんだよな~と思うと感慨深い。 すごいことですよこれは。

 

ジャズについては全然詳しくないし有名な曲のフレーズを知ってる程度だけど、コンサートホールで直接聞けるのはやっぱりよい。 コントラバスの低音が内臓に響く感覚とかがあって、あ~ライブだなって実感できる。

各曲要所でソロパートが入るんだけど、そこは譜面にコード進行しか書いてなくて基本的に各自アドリブで自由に演奏してらっしゃるそうです。 そういうことも全然知らなかったし、どの方の演奏も楽曲にマッチした展開で違和感なんて当然ない。やっぱりプロの現場対応力ってすごいなぁ。

 

どの楽曲も原曲から結構大幅なアレンジがあって、それは「原曲に近すぎると修正した」(修正リクエストがあった、というニュアンスが近い表現)というお話もあり意図的にジャズらしくするための選択なんだと思う。 聞き覚えのあるフレーズがジャズになるタイミングが面白くて、アレンジにご苦労なさったと仰られていた意味をド素人としても少しだけ伺い知ることができた……かもしれない。

同時に「元が何の曲か全然わからなかったと言われることも多くて……ここにいる皆さんは当然原曲をご存知ですもんね」とも仰られていたので、やっぱり賛否あるのかもしれない。 でもちゃんとわかるよ~。 わかるし、アレンジの部分はそうとして受け止めるし素晴らしいものでした。

ただひなビタ♪は基本的にはキャラクターコンテンツなので、それを踏まえると背景の液晶画面に原曲担当のキャラを表示させるとかそういった演出が多ければ受け入れやすくなるのかもしれない。

 

演奏側の方はいままでご存じないコンテンツだったと思うが、「BEMANI? ですよね……」と観客に歩み寄ってくれて……本当にありがとうございました。

「速い曲が多いから短距離走の連続というかまるで罰ゲームみたい、普通のジャズはこんなに速くないので」というお話もあり、そう、音ゲーの曲はBPM早くなりがち。 それでも演奏に忙しなさは感じさせないしとってもスマート。 もう本当に完璧な楽曲のジャズアレンジを聞かせてもらえる最高の体験だった。

これ音源にならないって本当なんですか? ねぇ? 後ろの席のオタクも「もうKON○MIには期待できないから……」と言っており、マジで周囲の人間の発言の意図が分かりすぎる空間。 オタク!!!!!頑張っていこうな。

 

特に乙女繚乱がよくてちょっと涙腺に来た。 やっぱこの曲のフレーズ格好いいよなー。 そしてアンコールのラストにチョコスマが聞けたので無事に成仏しました。 あのピアノソロからの入り大好きなんだ……この曲が来るならアンコールしかないと思ってたけどほんとに聞けて良かったよ。 なくても納得のライブだったけど、これが一番聞きたかったので。

 

ということでまた機会があれば参加応援していきたいですね。 他のライブもあれば参加したいな~やっぱりイベントって楽しい。